盆休みも終わり、また毎日忙しい日々。四国から来た青年も休み明けから毎日来てくれている。東戸塚に部屋を借りて、休み明け初日は自転車で通勤してきた。東戸塚からウチの会社までは自転車では結構キツイと思う。朝から彼は汗ダクだった。翌日からは、中村君も東戸塚に住んでいるので、途中で拾ってきてくれって頼んでおいた。俺は会社のトラックを通勤用に使うのが嫌いなので、若い衆達に乗って帰らせたりはしない。足くらい自分で何とかしろっていう考え。とは言っても、四国から出てきたばかりだし、まとまったお金を使うのも大変だろうし、ちゃんと来てくれそうだったら原チャリでも買おうと思っていた。会社に1台原チャリあれば、誰かしら乗るだろうし。中村君も毎日大変だろうし。そんなこんなで、今日の夕方、ちょっと時間があったので、高校時代によく行っていたバイク屋に行ってきた。18年ぶりかな?そこは中古バイクや中古部品を売っている解体屋。「お父さん、なんか安いのある?」って聞いたら、猫背で六角レンチまわしながら、「予算はどの位よー?」って言う親父の前歯がわずかに1本残ってる。前歯で思い出した。高校時代、週に1回は通ってたんだもん。その頃はもう2~3本は多かったはずだ。「3万くらいである?」って聞いたら、「そこにあるやつ35000円だけど、昨日売れちゃったよ。」だって。「また35000円くらいで組んでよ。」って頼んだら、「どの位乗るのよ?」って聞くから、「若い衆が東戸塚から毎日往復するからねー。」って行ったら、「それじゃダメだよ。カブでも買いなよ。」だって。「2年位乗れりゃーいいから、その位のなんかない?」って言ったら、奥で原チャリいじってる従業員に、「それいくらでいける?」って言ったら、「ヨンロクかなー。」と従業員。「じゃーそれ試乗させて。」っていって、何年ぶりかで原チャリにまたがった。近くをノーヘルでくるっとまわってきたら案外気持ちよくて、「これ買うわ。」って感じで即決。「明日かあさって取りに来るから、バッチリ整備しといて。」って言って手付けで1万置いてきた。
俺が乗るわけじゃないけど、なんか楽しみ・・。高校時代は原チャリで箱根や江ノ島までよく行ったもんだ。今じゃ怖くて無理だけど・・。