昨日、今日と暑い日が続いている。今日は風もかなり強かった。
先週の台風で、木が何本か倒れ、木を起こして支柱の設置をする作業を昨日やっていた。木の剪定をしていると、頭の真横で「バタバタバタ・・。」と鳥の飛び立つ音・・。驚いて目をやると、起こしている木の隣りの木にハトの巣があった。俺が無意識に近づいていて、親ハトはギリギリまでガマンしてたんだろう。「ウーもうダメだ、逃げろ・・。」みたいな感じで、暖めているタマゴを置き去りに飛び立った。俺は攻撃する気も何もないのに飛び立って、数十メートル離れた木の上でこちらの様子をうかがっている。「薄情だな・・。タマゴ置き去りじゃねーかよ。」とか思いながら、剪定を終えて脚立から降りて掃除を始めたら、隣の木の下に、割れた小さなタマゴ発見。中から黄色いの出てるし・・。「あーあ、俺は悪くねーよなー。」とか思いながら親ハトを探した。あわてて飛び立つ時に落ちちゃったんだろう。作業後にちゃんと親ハト戻ってくるか心配して、しばらくしてから現場に戻ったら、また巣の上で暖めてたから安心した。今日は芝刈り機で芝を刈ってたら、この時期やたらとコオロギがいて、機械の前を逃げ回る。俺は作業の流れの中でわざわざ手を止めて、「早く飛べ、今なら待ってやるぞ。」って思ってちょっと待ってるのに、飛ばないで俺の機械に刈られてしまうコオロギ達よ・・。時にかろうじて一命は取り留めたものの、片足がなくなって飛ぶことすらできなくなったコオロギ達よ・・。「ごめん。でも俺は待ってやったんだぜ・・。」とか自分を慰めながら作業をしてた。今日かなりの数のコオロギが犠牲になった。かわいそうに、とは思うけど・・「お前らめちゃめちゃ数いるんだろ?」とか訳のわからない納得をしようとしてた。